Infiniium Keysight Technologies: EXR and MXR-Series Oscilloscopes
ミリ波誘電率測定以外の、様々な素材の評価手法

インピーダンス・アナライザを用いた低周波用誘電率、透磁率測定の治具
   (16451B/16453A/16454A)

【容量法: 16451B(~30MHz) 】
~30MHzまでの誘電率をE4990Aインピーダンス・アナライザと容量法(16451B)を用いて測定
【測定器】
E4990Aインピーダンス・アナライザ
【治具】
容量法(16451B)
特徴
  • ~30MHzといった低周波の誘電率測定が可能
  • 16451Bは平行に設置された2つの電極の間に材料を挟み込んで容量を形成、インピーダンスを測定します。
  • 16451Bにはガード電極が付いており、エッジ効果によるインピーダンス測定誤差を低減します。
  • インピーダンス測定には測定確度に優れたE4990Aインピーダンス・アナライザを用います。
  • インピーダンスの測定結果を元に、N1500Aソフトウェアにより誘電率、tanDを自動で換算表示します。
  • ASTM D150に準拠

測定器
  • E4990Aインピーダンス・アナライザを使用

被測定試料
  • 測定可能な誘電率範囲の目安:2~50程度(周波数と被測定試料の厚みによる)
  • 測定可能な最小tanDの目安:>0.01程度(周波数と被測定試料による)
  • 厚み1mm~10mm程度の、板もしくはシート状の誘電体(最適な厚みは、周波数と被測定試料の誘電率による)

【容量法: 16453A (~1GHz) 】
~1GHzまでの誘電率をE4991Bインピーダンス・アナライザと容量法を用いて測定
【測定器】
E4991Bインピーダンス・アナライザ
【治具】
容量法(16453A)
特徴
  • 1MHz~1GHz(代表値)といった比較的低周波の誘電率測定が可能
  • 16453Aは平行に設置された2つの電極の間に材料を挟み込んで容量を形成、インピーダンスを測定
  • インピーダンス測定には測定確度に優れたE4991Bインピーダンス・アナライザを使用
  • インピーダンスの測定結果を元に、E4991B本体のオプション002の機能、もしくはN1500Aソフトウェアにより誘電率、tanDを自動で換算表示します。

測定器
  • E4991Bインピーダンス・アナライザを使用

被測定試料
  • 測定可能な誘電率範囲の目安:2~50程度(周波数と被測定試料の厚みによる)
  • 測定可能な最小tanDの目安:>0.01程度(周波数と被測定試料による)
  • 厚み0.3mm~3mm程度の、板もしくはシート状の誘電体(最適な厚みは、周波数と被測定試料の誘電率による)
被測定試料サイズ

【透磁率測定: 16454A (~1GHz) 】
~120MHzまでの透磁率を、16454AとE4990Aインピーダンス・アナライザと組み合わせて測定
~1GHzまでの透磁率を、16454AとE4991Bインピーダンス・アナライザと組み合わせて測定
【測定器】
E4990A インピーダンス・
アナライザ
【測定器】
E4991B インピーダンス・アナライザ
【治具】
16454A 透磁率測定用治具
特徴
  • ~1GHzの透磁率測定が可能
  • 16454Aはトロイダルコア形状に形成された磁性体を簡単に設置できる治具で、透磁率測定が可能
  • インピーダンス測定には測定確度に優れたE4990AもしくはE4991Bインピーダンス・アナライザを使用
  • インピーダンスの測定結果を元に、E4991B本体のオプション002の機能、もしくはN1500Aソフトウェアにより複素透磁率を自動で換算表示

測定器
  • E4990Aインピーダンス・アナライザ + 42942A(オプション700付き)を使用(~120MHzの透磁率測定が可能)
  • E4991Bインピーダンス・アナライザを使用(~1GHzの透磁率測定が可能)

被測定試料
  • ドーナッツ状に成型した磁性体を治具にセットして測定
  • 治具16454Aには、SmallサイズとLargeサイズの2種類が含まれます。

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